恋と部活の両立法




「この間のテスト返すぞー!」



時間というのは早いもので私がこの学校に転入してから約一カ月が経とうとしていた。


あれから一カ月。

部活では何とかやっていけてる。


でも、テストは…




『40点…!?』


あんまりよくないようです。





「お前って言動とかだけじゃなくて、頭もバカだったんだなー!」

『あんたには関係ないでしょ!』



そして、一ノ瀬 優とは…
よくケンカする友達?になりました。




『そういう優は何点だったの?』


「48だけど?」



いやいや待て待て。


私のこと馬鹿呼ばわりするほど、あんたも賢くないじゃん。

ちょっと認め直しそうだったのになんか裏切られた気分。



「な、何笑ってんだよ!」


『別に〜。』










「あら、仲良し2人さん。テストはどうだったのかしら?」



テストを持って私たちの前に現れたのは加藤 朱理。

私の親友であり優の幼なじみだ。




「60点はあったんでしょう??
テスト前にあたしと約束したわよね。60点取れなかったら【あれ】をしてもらうって。」


朱理の怖い笑顔に私と優は背中がゾクッとする。



ヤバい…!


忘れてた!



朱理と約束してたんだ!!
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