恋と部活の両立法


_一週間前。



「あんたたちもうすぐテストだけど部活ばっかりしてて大丈夫なの?」




数学の小テストが悪くて机にうつ伏せていた私と優のところに朱理が来た。



朱理はなんと学年1位を取ったこともあるスーパー賢い人。


しかも、バスケ部のマネージャーとして勉強だけでなく部活もしっかりと頑張っているのだ。






『私、今回は諦めようかな。』


「何そんな甘いこと言ってるのよ!
いい今度のテストで50点以上取らなかったら…そうね、次の日直の時に2人で残って日誌をしっかりと書いておらおうかな。」


朱理はそして学級委員長。

どうやらこの前の私と優の日直日誌を見たらしい。

あれは酷かったからな…




「何でそんなこと…」






「じゃあ、50点取ればいいじゃない。ゆーう。」



最近分かったことなんだけど…

優は朱理には逆らえないらしい。


ということで私たちはテストまで勉強を頑張ることになったんだ!



なったんだ。だけど…
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