【変更中】男子校へ潜入捜査でありますっ!
愛「…ん……」
??「起きた?」
そんな声が聞こえた。
目をゆっくり開けると
目の前にはピンクのレースが見える。
体を起こすと、左足に足かせを付けられていて、
その元を辿ると、ベッドにたどり着いていた。
周りをキョロキョロすると
薄ピンクで統一された可愛い部屋。
私があたりを見渡していると
一人の男の人が目に入った。
愛「あなた…誰?」
??「僕の名前は宇都宮 慧〈うつのみや けい〉。
君の名前は友愛ちゃんだよね?」
愛「なんで、私の名前…」
慧「可愛い男の子が転校して来たからって聞いて、
君のこと調べさしたんだよ。
ねぇ君、あんな馬鹿3人といるの嫌でしょ?
僕が君を助けてあげる。」
愛「へ?」
私にはこの人が何を言ってるのか分からなかった。
彼が歩いてこっちへ歩いて来た。
高い身長、赤に近い茶髪。
この前の…
『わぉ、女の子。』
これを言った人の後ろ姿と一緒。
愛「…もしかして、購買の時…」
慧「あ、僕のこと覚えててくれてたんだー
そぉだよ?
あれ、僕が言ったの。
始まりの合図としてね?」
愛「はじ…まり?」
慧「そぉだよ?
僕らのはじまり。
ねぇ、あの3人なんて忘れて僕と幸せに暮らそう。」
そう言って私は抱きしめられた。