【変更中】男子校へ潜入捜査でありますっ!
女の先生「じゃあ、友翔くん、この部屋の中に服と
ヘアメイクさんがいるからその人達にセットしてもらってね?」
翔「あ、はい。」
ーガラガラー
翔「失礼しまーす。」
ヘアメイクさん「あら、君が友翔くんね?
私、夏恋〈かれん〉よろしくね?」
翔「あ、よろしくお願いしますっ!」
夏恋「じゃあ、友翔くんはそのカーテンの中で服着替えてもらっていい?」
翔「はいっ。」
ーシャーっー
俺はカーテンの中で服を脱ぎ、ドレスに着替える。
夏恋「ねぇ。」
カーテンの外から夏恋〈かれん〉さんの声が聞こえる。
翔「はい?」
夏恋「あなたの事は聞いてるゎ。
なんで男子校をOKしたの?」
その言葉に1度手を止めた。
そして、また手を動かし、ドレスに足を入れる。
翔「勝手に学校辞められて、勝手に学校に入れられてたから。
別にいいかなー、って思ってました。」
夏恋「す、すごい…お母さんね。」
…俺は夏恋さんに男子校に入った理由を
お母さんのせいにしたけど…
本当は違う気がする。
お母さんのせいにして
イジメから逃げたと思う。
私はなにもしなかった。
戦うことも、やり返すこともせずに
ただ耐え続けてた。