シャッターの向こう側。
何かしらのメッセージがあるのかも知れない……
でも普通に綺麗だと思ったのよ。
だいたいいいじゃない。
メッセージがあるとかないとか。
メッセージが無い訳が無いし、それを自分らしく感じ取るのがいいわけじゃない。
ごちゃごちゃ言ったって、根本は変わる訳無いと思うし、それがどんなんでも……
いや、私は何がいいたいんだ?
「雪ちゃん?」
冴子さんの言葉に、我に返った。
「つまりは、他人の土俵で働いてないんですよ!」
「ああ……。何を悩んでるのかと思った。まぁ、そういう所はあるわよね」
うん。
自分のセンスで行けるところなんかは普通にいいと思うし。
「雪ちゃんもよく見てるわね~。もしかして……」
「人間としてはどうかと思いますが」
冴子さんが何故か脱力した。
……どうかした?
「いや……まぁいいわ。自由時間よ雪ちゃん。思う存分撮りまくりなさいな」
ヒラヒラと手を振る、その呆れた顔が気になるけど……
気にしていても始まらないから、カメラを手に辺りを散策。
その後、用意万端のバーベキューに呼び戻され、
「……お前って、自炊したことある?」
などと、宇津木さんに言われながらもお肉や野菜を美味しく頂いた。
まぁ……一切手伝わなかったしね。
でも、自炊って一人暮らしじゃ面倒なのよ。
作り過ぎちゃうし。
それに二人分とかならともかく、一人っキリだと作る気が……
そんな感じで、いいだけお酒を飲み……坂口さんが少し飲み過ぎな気がしないでもなかったけど。
バンガローに仲良く寝袋を敷いて、川の字よろしく眠りについた。
でも普通に綺麗だと思ったのよ。
だいたいいいじゃない。
メッセージがあるとかないとか。
メッセージが無い訳が無いし、それを自分らしく感じ取るのがいいわけじゃない。
ごちゃごちゃ言ったって、根本は変わる訳無いと思うし、それがどんなんでも……
いや、私は何がいいたいんだ?
「雪ちゃん?」
冴子さんの言葉に、我に返った。
「つまりは、他人の土俵で働いてないんですよ!」
「ああ……。何を悩んでるのかと思った。まぁ、そういう所はあるわよね」
うん。
自分のセンスで行けるところなんかは普通にいいと思うし。
「雪ちゃんもよく見てるわね~。もしかして……」
「人間としてはどうかと思いますが」
冴子さんが何故か脱力した。
……どうかした?
「いや……まぁいいわ。自由時間よ雪ちゃん。思う存分撮りまくりなさいな」
ヒラヒラと手を振る、その呆れた顔が気になるけど……
気にしていても始まらないから、カメラを手に辺りを散策。
その後、用意万端のバーベキューに呼び戻され、
「……お前って、自炊したことある?」
などと、宇津木さんに言われながらもお肉や野菜を美味しく頂いた。
まぁ……一切手伝わなかったしね。
でも、自炊って一人暮らしじゃ面倒なのよ。
作り過ぎちゃうし。
それに二人分とかならともかく、一人っキリだと作る気が……
そんな感じで、いいだけお酒を飲み……坂口さんが少し飲み過ぎな気がしないでもなかったけど。
バンガローに仲良く寝袋を敷いて、川の字よろしく眠りについた。