目覚めぬ君に口づけを



彼の冷たい唇に私のそれをくっつける。



こうしたら、眠り姫みたいに目が覚めるんじゃないかって思って。



少しでも貴方に私の変わらない想いを伝えたくて。



だから今日も私は、

目覚めぬ君に口づけをする。





END



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