目覚めぬ君に口づけを


けど…



ある日、突然彼と連絡が取れなくなった。


リビングで携帯を眺めていると、ふと付けっぱなしだったテレビに目をやった。




そこに映っていた、見慣れた顔。

見慣れた名前。



それは紛れもなく私の彼で。

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