アンドロイド学級
二村 薫
薫side
「さいあく」
なんでよりによって隣が厄介者
なんだよ。
それも全部瑞季の策略、なのか
急に「嫌われてるのか??」と
聞いてくるがそんな訳ない。
ただ…狙われてる…。
それだけだ。魔の3ヶ月を抜ければ
いいんだけど…な
真田はわざとSメン(Sランクメンバー)
の奴らを言わせなかった…??
あーもう
「…やってらんねー」
予鈴が鳴り、止めにかかる瑞季の
声がかかるも俺は無視した。
ちょっと歩くと先生とすれ違った。
けど俺を無視して教室に入っていく。
薫「贔屓(ヒイキ)は変わんねーのな」
俺は無造作に頭を掻きながら
屋上へと足を進めた。