EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ


 次の時間は食事タイムだった。

食堂が一番下のA階にあるということで、移動する四人。

その道中、小鳥は改めてカロンと蜜莉が有名人なのだと理解した。


「カロン様だわ!今日はお仕事お休みなのかしら」

「学校で会えるなんてラッキー!」

「なま蜜莉くん、やっぱカワイイー!」

「アルトくんはいないのかなー?」


こういった声が周りから聞こえてくる。

ちなみに…。


「あっ、白魔先生もご一緒よ!」

「珍しいわね」

「白魔様の講義は明日よね?もしかしてドッキリプチライブなんかあったりして!」


何やら白魔も騒がれている。


(白魔さんも有名なの?というか、先生…?白魔さんも先生なのかな?)



< 122 / 505 >

この作品をシェア

pagetop