あの空の上で

「逆にどうやったら焦げるんだよ・・・。」

「いや、普通にご飯と水を煮てたらなんか。」

「んー、それってある意味才能かもな。」

バカにされたー!

でも今回はしょうがないか。

うん、だって焦げたんだもんね。

「まーいいや、舞依に作ろうとしたわけ?」

「うん。いつもはお姉ちゃんが夕ご飯作ってくれるんだけど、今寝ちゃってて。」

お母さんは愛依が小さい頃に他界しちゃって今はお父さんとお姉ちゃんと3人暮らし。
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