あの空の上で
涙目になりながらふと扉を見ると、絶句してる翔真の姿があった。
「・・・愛依、お前。何やってんだーー!」
ひーーっ!
お、怒られた(泣)
「だ、だって翔真が来る前に洗い物くらいしとこうと思って・・・。
翔真に余計に迷惑かけちゃったのは申し訳ないと思ってるけど。」
そんなに怒らなくたっていいじゃないっ。
愛依だってお手伝いしたかったんだもん。
「・・・そうじゃなくて。
慣れないことしてケガでもしたらどうすんのって話。
愛依も女なんだからさー。」