イケメン弁護士の求愛宣言!
すると、彼も表情を明るくして私を控えめに抱き寄せる。

そんな真斗さんに、私はまたドキドキした。

「よかった。明日も由依子ちゃんに会えると思うと、今から落ち着かないな。明日迎えにくるよ。何時がいい?」

「えっと……。真斗さんが大丈夫なら、早い方がいいです。私も、今から待ち遠しいので」

本当、このままずっと一緒にいたいくらい。

そんな気持ちになっている自分が信じられないけど、一度素直に『好き』って思えたら、どんどん気持ちが溢れてきた。

「そんなこと言われたら、離したくなくなるだろ? 」

と、真斗さんはちょっとだけ笑いながら、「じゃあ十時に来るよ」と言って、もう一度キスをした。

もっと一緒にいたい、離れたくない、早く会いたいって、どんどん気持ちは溢れながらその夜は別れる。

ひとりになると、真斗さんとのキスを思い出して、全然眠れなくて朝がとにかく待ち遠しくて……。

早く会いたいと、そればかり思っていた。
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