イケメン弁護士の求愛宣言!
来島先生の宣戦布告
真斗さんのマンションへ着いた頃には陽も沈んで、すっかり街の明かりはネオンに変わっている。
地下駐車場に車を停めた真斗さんは、私の手を取ると足早にエレベーターへ向かった。
「なんだか、焦ってます?」
真斗さんの姿がおかしくて、つい笑いが出てしまう。
すると、エレベーターに乗り込んだ真斗さんが、行き先階のボタンを押しながらバツ悪そうに見た。
「ごめん。そんなつもりはなかったから、無意識に焦ってたみたいだ。……というより、早くふたりきりになりたいっていうか……」
しどろもどろに話す真斗さんを見るのは初めてだ。
といっても、まだ法廷に立つ姿を見たことはないけど、きっとキビキビ話ができる人のはずだから、こんな彼の姿はとても新鮮。
さらにクスクス笑う私の額に、真斗さんは不満げな顔でキスをした。
「そんなに笑うことはないだろ。由依子ちゃんといると、いろいろ調子が狂うんだ」
地下駐車場に車を停めた真斗さんは、私の手を取ると足早にエレベーターへ向かった。
「なんだか、焦ってます?」
真斗さんの姿がおかしくて、つい笑いが出てしまう。
すると、エレベーターに乗り込んだ真斗さんが、行き先階のボタンを押しながらバツ悪そうに見た。
「ごめん。そんなつもりはなかったから、無意識に焦ってたみたいだ。……というより、早くふたりきりになりたいっていうか……」
しどろもどろに話す真斗さんを見るのは初めてだ。
といっても、まだ法廷に立つ姿を見たことはないけど、きっとキビキビ話ができる人のはずだから、こんな彼の姿はとても新鮮。
さらにクスクス笑う私の額に、真斗さんは不満げな顔でキスをした。
「そんなに笑うことはないだろ。由依子ちゃんといると、いろいろ調子が狂うんだ」