イケメン弁護士の求愛宣言!
奪いたいって、どうしてそんな言い方をするんだろう……。
「付き合ってるんだろ? 真斗と」
「えっ⁉︎ なんで、そんなことを知ってるんですか!」
サラッと聞かれたその質問に、私は卒倒しそうだ。
驚きで目を丸くしていると、来島先生も一瞬絶句して深いため息とともにその場へしゃがみこんだ。
「く、来島先生……?」
声をかけると、先生は眉を下げて弱々しい顔で見上げた。
「今の、冗談のつもりだったんだけど。本当だったんだ?」
「えっ⁉︎ 冗談⁉︎」
思わず両手で口を覆い、涙目になってくる。
秘密と言われたのに、あっさり喋ってしまったことと、来島先生に返事をしないまま、真斗さんと付き合うことになったことへの罪悪感を感じてしまった。
そして、先生は少しよろけながら立ち上がると、メガネをかけ直した。
「ちょっとダメージが大きかったけど、人の気持ちは責められない。たとえ真斗と付き合っていようとやっぱり簡単には諦めきれないから、由依子ちゃんを奪う、それは変わらないよ」
「付き合ってるんだろ? 真斗と」
「えっ⁉︎ なんで、そんなことを知ってるんですか!」
サラッと聞かれたその質問に、私は卒倒しそうだ。
驚きで目を丸くしていると、来島先生も一瞬絶句して深いため息とともにその場へしゃがみこんだ。
「く、来島先生……?」
声をかけると、先生は眉を下げて弱々しい顔で見上げた。
「今の、冗談のつもりだったんだけど。本当だったんだ?」
「えっ⁉︎ 冗談⁉︎」
思わず両手で口を覆い、涙目になってくる。
秘密と言われたのに、あっさり喋ってしまったことと、来島先生に返事をしないまま、真斗さんと付き合うことになったことへの罪悪感を感じてしまった。
そして、先生は少しよろけながら立ち上がると、メガネをかけ直した。
「ちょっとダメージが大きかったけど、人の気持ちは責められない。たとえ真斗と付き合っていようとやっぱり簡単には諦めきれないから、由依子ちゃんを奪う、それは変わらないよ」