イケメン弁護士の求愛宣言!
ヤキモチ
「真斗さん……。忙しいんじゃないの? 大丈夫? いつから、待ってたの……?」
少しでも顔を見たいだなんて、嬉しさで胸が熱くなる。
来島先生への罪悪感は消えていないけど、今は真斗さんへの恋心でいっぱいだった。
「仕事が終わって来たから大丈夫だよ。それに、待ってたと言っても三十分くらいだから。じゃあ、由依子また明日」
「えっ⁉︎ 待って真斗さん!」
せっかく会えたのに、このままサヨナラなんてイヤ。
身を翻して階段を降りようとする彼の腕を、とっさに掴んでいた。
「もう帰るの?」
寂しさが一気に込み上げてきて、どうやって引き止めようか、そればかり考えてしまう。
すると、真斗さんは振り返って気まずそうに微笑んだ。
「勝手に来たのはオレだし、疲れてるだろ? 由依子の顔を見たかっただけだから、帰るよ」
そんな……。
私は、一日中会えなかったことが寂しかったのに。
こんなにあっさり別れたら、ますます真斗さんを恋しく感じそう。
「真斗さん、会いたかったの。とても……。もうちょっとだけ、一緒にいて?」
少しでも顔を見たいだなんて、嬉しさで胸が熱くなる。
来島先生への罪悪感は消えていないけど、今は真斗さんへの恋心でいっぱいだった。
「仕事が終わって来たから大丈夫だよ。それに、待ってたと言っても三十分くらいだから。じゃあ、由依子また明日」
「えっ⁉︎ 待って真斗さん!」
せっかく会えたのに、このままサヨナラなんてイヤ。
身を翻して階段を降りようとする彼の腕を、とっさに掴んでいた。
「もう帰るの?」
寂しさが一気に込み上げてきて、どうやって引き止めようか、そればかり考えてしまう。
すると、真斗さんは振り返って気まずそうに微笑んだ。
「勝手に来たのはオレだし、疲れてるだろ? 由依子の顔を見たかっただけだから、帰るよ」
そんな……。
私は、一日中会えなかったことが寂しかったのに。
こんなにあっさり別れたら、ますます真斗さんを恋しく感じそう。
「真斗さん、会いたかったの。とても……。もうちょっとだけ、一緒にいて?」