イケメン弁護士の求愛宣言!
「私ね、本当は元カレにフラれたトラウマで、恋に臆病になってたの。コンパの日、タケシくんと向き合えなかったのは、元カレと似てたから。タケシくんの良さを見抜けなかっただけ」
まるで気負いしなくていい人だからか、気が緩んだ感じは自覚してる。
だからか、自然と自分の過去を話していた。
「そんな事情があったんだ……。じゃあ、少しは望み持てれるのかな?」
タケシくんは小さく微笑むと、中へ招き入れてくれた。
期待させるつもりで言ったわけじゃなかったけど、私を好意的に思ってくれているのは、純粋に嬉しい。
ただ、返事はできなくて、話したことを少し後悔しながら店の中へと一歩進んだところで、思わず足が止まった。
「あれ? 内野先生⁉︎ 今日もいらしてたんですか?」
血の気が引くのを感じながら、立ち尽くす私の横を、タケシくんはそう言って通り過ぎていく。
な、なんで真斗さんがこんな場所にいるの⁉︎
研修で留守にしているはずの真斗さんは、いつものスーツ姿で男の人と立っていた。
そして、私に険しい表情を向けた。
まるで気負いしなくていい人だからか、気が緩んだ感じは自覚してる。
だからか、自然と自分の過去を話していた。
「そんな事情があったんだ……。じゃあ、少しは望み持てれるのかな?」
タケシくんは小さく微笑むと、中へ招き入れてくれた。
期待させるつもりで言ったわけじゃなかったけど、私を好意的に思ってくれているのは、純粋に嬉しい。
ただ、返事はできなくて、話したことを少し後悔しながら店の中へと一歩進んだところで、思わず足が止まった。
「あれ? 内野先生⁉︎ 今日もいらしてたんですか?」
血の気が引くのを感じながら、立ち尽くす私の横を、タケシくんはそう言って通り過ぎていく。
な、なんで真斗さんがこんな場所にいるの⁉︎
研修で留守にしているはずの真斗さんは、いつものスーツ姿で男の人と立っていた。
そして、私に険しい表情を向けた。