イケメン弁護士の求愛宣言!
すると、真斗さんは胸ポケットから小さなメモ用紙とペンを取り出し、なにかを書き始めた。
そして書き終わると、それを私に渡してくれた。
「オレのメアドと番号。もう一度会ってもいいと思ってくれたら、連絡ちょうだい」
「え?」
思いがけないメモに戸惑いつつも、視線はその内容を見入っていた。
キレイな字で書かれていて、こんなところにも真斗さんの知性を感じてしまう。
「オレも、半年前に彼女にフラれたばかりなんだ。だから今夜は本当に楽しかった。ありがとう」
「え? そうなんですか?」
こんなルックスもステータスも持っている真斗さんを、フってしまう人がいることに驚きだ。
私には雲の上の人に思えるけど、そうではない人もいるってことか……。
「そう。だから、付き合ってくれて本当に気分転換になった。ありがとう」
「いえ……」
ぎこちない笑顔を返したそのあとは、彼がタクシー乗り場まで一緒に来て見送ってくれた。
後部座席に乗って、連絡先が書かれたメモをそっとカバンにおさめる。
なんだか夢を見ていた気分だったけど、きっともう真斗さんに会うことはないと思う。
一晩眠って目覚めたときは、彼はきっと私なんて忘れてる……。
そして書き終わると、それを私に渡してくれた。
「オレのメアドと番号。もう一度会ってもいいと思ってくれたら、連絡ちょうだい」
「え?」
思いがけないメモに戸惑いつつも、視線はその内容を見入っていた。
キレイな字で書かれていて、こんなところにも真斗さんの知性を感じてしまう。
「オレも、半年前に彼女にフラれたばかりなんだ。だから今夜は本当に楽しかった。ありがとう」
「え? そうなんですか?」
こんなルックスもステータスも持っている真斗さんを、フってしまう人がいることに驚きだ。
私には雲の上の人に思えるけど、そうではない人もいるってことか……。
「そう。だから、付き合ってくれて本当に気分転換になった。ありがとう」
「いえ……」
ぎこちない笑顔を返したそのあとは、彼がタクシー乗り場まで一緒に来て見送ってくれた。
後部座席に乗って、連絡先が書かれたメモをそっとカバンにおさめる。
なんだか夢を見ていた気分だったけど、きっともう真斗さんに会うことはないと思う。
一晩眠って目覚めたときは、彼はきっと私なんて忘れてる……。