イケメン弁護士の求愛宣言!
「えっ⁉︎ 一緒に暮らすってどういうこと⁉︎」

真斗さんも起き上がって、頭が混乱状態の私にシャツを羽織らせた。

「一応、真面目に話してるつもりだから」

たしかに、真っ裸で会話もないけど、真斗さんは服を着ていない。

それでもかなり、真剣な表情をしている。

「ここをいきなり引き払ってっていうのは強引だし、でもオレは由依子ともっと長く一緒にいたい。だから、オレのマンションに来てみないか? 例えば、一カ月だけとか……」

じゅうぶん強引な誘いだけど、真斗さんの想いに胸は高鳴った。

それに私だって、もっと一緒にいたいと思っていたのだから。

同じ気持ちだったことが嬉しくて、戸惑いはすぐに消えて頷いていた。

「たくさん力になりたい。真斗さんを支えられる存在に……」

そう言った私を見て、真斗さんは嬉しそうに目を細めてくれた。

そしてまた、痛いくらいに抱きしめてくれた。
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