イケメン弁護士の求愛宣言!
すると、真斗さんも私をギュッと抱きしめた。

「幸せにしたい、由依子を。いつまでも、オレが側にいるよ」

「うん。私も、絶対に真斗さんの手を離したりしないから」

あの夜、偶然にバーで出会ったのが、真斗さんとの全ての始まりだった。

入口で転びそうになったとき、助けてくれたのが真斗さんで、思えばあの日から私の側には真斗さんがいてくれた。

「由依子、愛してる。早くオレだけのものにしたいよ」

「私もよ。真斗さん、愛してる……」

本当に、出会いって不思議。

最初のときは、こんなに真斗さんを好きになることも、好きになってもらえることも想像できなかったから……。

でももしかしたら、私たちの出会いは偶然じゃなくて、運命だったのかな。

だから、こんなに惹かれ合うのかもしれない。

きっと、そうよ。

私たちの出会いは、運命だった……。
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