イケメン弁護士の求愛宣言!
「由依子ちゃんが、内野先生の恋人だったなんてビックリしたよ。それも、婚約まで……」
週明けの昼間、来島先生の同行の帰りに、タケシくんの勤務するショップへ寄らせてもらった。
結局、連絡先を教えてもらっても、一度も電話やメールをしなかったから、それを謝りたかった。
そのためのアポで電話をしたら、想像以上にタケシくんが感動してくれて、胸はより一層痛んだけど……。
でも、タケシくんが伝えてくれた想いに応えなければいけない、そう思ってショップと同じビルにあるカフェで待ち合わせをした。
「ごめんね、タケシくん。もっと早く話すべきだったのに……」
一通り話を聞いたタケシくんは、しばらく放心状態だったけど、ようやく笑顔を見せてくれた。
まだどこかぎこちないけど、そんな彼の姿にホッとする自分がいる。
「ううん、由依子ちゃんが謝ることじゃないよ。周りの先生たちにも内緒だったんなら、オレに言えるわけないし」
「ありがとう……」
好きな人にフラれる悲しさは、私もよく分かっているつもりなだけに、タケシくんへ申し訳なさを感じていた。
週明けの昼間、来島先生の同行の帰りに、タケシくんの勤務するショップへ寄らせてもらった。
結局、連絡先を教えてもらっても、一度も電話やメールをしなかったから、それを謝りたかった。
そのためのアポで電話をしたら、想像以上にタケシくんが感動してくれて、胸はより一層痛んだけど……。
でも、タケシくんが伝えてくれた想いに応えなければいけない、そう思ってショップと同じビルにあるカフェで待ち合わせをした。
「ごめんね、タケシくん。もっと早く話すべきだったのに……」
一通り話を聞いたタケシくんは、しばらく放心状態だったけど、ようやく笑顔を見せてくれた。
まだどこかぎこちないけど、そんな彼の姿にホッとする自分がいる。
「ううん、由依子ちゃんが謝ることじゃないよ。周りの先生たちにも内緒だったんなら、オレに言えるわけないし」
「ありがとう……」
好きな人にフラれる悲しさは、私もよく分かっているつもりなだけに、タケシくんへ申し訳なさを感じていた。