【短】*ウソつきな彼は夏限定*





その後、私は結局、最後まで未来さんの手伝いをした。






『凜ちゃんお疲れ様! 片付けは大人たちに任せたから、送るよ』




『えっ…でも…』




『もう真っ暗だからさ』





『あ…お願いします…』





私は未来さんの横を歩く。





スゴくドキドキする…






『ねぇ、凜ちゃん』




『はっはい…?』




未来さんの方を見たけど、暗いから表情が読み取れない。






『さっきの夏限定のことだけど…』



『あっ…』





< 9 / 22 >

この作品をシェア

pagetop