私の彼氏様は純情すぎる





シン君が持ってきてくれたサイダーを飲みながら 横に座って勉強を教えた







「んー…っ!!終わったぁ!!
ありがとうございました」



「いいえ〜どういたしまして」



「…先輩 そろそろ帰りますか?」



シン君が時計を見たから私も見た



「え? あぁ…うん そうだね」



「じゃあ 送りますね」



あーあ なんか今日も何もなかったな〜…



進展ないな…





やっぱり 私がどうにかしないとだよね!!



皆にも喋っちゃったし





「ねぇ シン君!!私の名前分かる?」



「え? 笹本雪夏ですよね?」



「ねぇ いつまで笹本先輩なの…?」



「え? それはどういう…」




うわー…困らせちゃってます



ごめんね〜

でも さすがにここまで来てこれは寂しすぎるので…





< 9 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop