歪な愛のカタチ
「明日バイトだろ?僕」

由佳はまた唇を尖らせた。

「告白するよ、明日」

そう言うと心配したのか、

「着いて行った方がいい?」
と言い出した。

こういうところが可愛いんだろうなと思う。


「大丈夫。でももし大丈夫じゃなかったら一緒にいてくれる?」

僕が訊ねると

「当たり前じゃん!」

と涙目の由佳がいた。
< 47 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop