歪な愛のカタチ
「お前、何言ってんだよ!お前が百合を好きだって?お前女だろ?気持ち悪いんだよ!」

そう言って和真が私を突き飛ばそうとした時、目の前には隆ちゃんがいた。

隆ちゃんが和真の手を掴んでいた。


「由佳に触るな」


「あんた、由佳の彼氏だよな?知ってたのか?由佳がこんな気持ち悪い女だってこと」


チクンチクン。


「だから何?由佳が百合さんを好きで何か問題があるわけ?」

隆ちゃんはゆっくりとそう言った。


「はぁ?あるだろ!気持ち悪りぃだろ!」


「気持ち悪くなんかねーよ」

隆ちゃんが和真を突き飛ばした。


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