歪な愛のカタチ
行為が終わり、しばらくしてから由佳が電気をつけた。


シーツには赤い痕。


「本当にしちゃったんだぁ」

由佳は小さく呟いた。


「ごめんね、隆ちゃん」

僕は謝る由佳の頭を優しく撫でた。


「ゆっくり休みな」

そう言って僕は由佳に服を着せた。

僕も服を着て同じベッドに潜り込んだ。

「僕なら大丈夫だから。由佳一旦寝ようか」


「隆ちゃん、手を繋いでて」

由佳と手を繋ぎながら眠りについた。
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