歪な愛のカタチ
初めて手を繋いだのも



初めてキスをしたのも


初めてセックスしたのも


由佳だった。


やっぱり僕は男の人が好きだけれど


それでもよかったとその時の僕は思った。


退屈だった毎日


苦痛だった日々


そこに手を差し伸べてくれたのは由佳だった。


僕の初恋も

由佳の初恋も


叶わなかったけれど、


僕はずっと由佳と一緒にいるのかな?


なんてその時はそう思ったんだ。
< 97 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop