wolfeye
お昼過ぎに目が覚めると小春が俺のベッドにやってきて

「おはよう」とキスをしてくれる

俺は優しく彼女を抱きしめ背中をさする

まだ痛む背中見てるだけで痛々しい

昔はポチャッとしていた彼女も今では痩せてしまった

彼女を見てるとせつなさと愛おしさがこみあげてくる

彼女の顔をのぞくと嬉しそうに俺にしがみつく

「小春今日の飯何?」と聞くと

「かなたの好きなオムライスだよ」という小春

じゃあ先に食べようといい小春をお姫様抱っこで連れて行くと

バタバタしだす小春

暴れると落とすぞというとおとなしくなる俺にしがみつく

椅子に座らせるとすぐにスープを暖めに行った

二人で食べるごはん癒される

ご飯を食べてシャワーを浴びるとあっという間に出勤時間が近づいてくる

俺はスーツに身を包み出かける準備を始める

小春を見ると寂しそうで可哀想になる

俺は小春に「一度俺の仕事見てみるか?」と聞くと

「いいよ、お仕事するところに私が行けば邪魔になるから」という小春

俺は家の中ばかりじゃ退屈だろうとマネージャーにお願いをして

今日俺の彼女を接客したいとお願いして俺はわざとに時計を忘れて出勤をした。

この行為が後で後悔するとも知らずに
< 17 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop