wolfeye

蓮と小春の再開

俺は、寛太のホストクラブにいた。

昨日の女の情報を聞くためだ

あの女寛太に落ちた。

話を聞くと小春はあの放火事件で首と背中に大やけどを負ったらしい

本当は生きてるがどこに住んでるのかは知らないという

あのピアスも拾ったと言っていた。

「蓮あの女まだ隠してることありそうだぜゆっくりはかせようか?」と聞く寛太

「ああ、よろしく頼む」というと俺は席を立つ

店から出て行こうとした時に女に声をかけられた。

「すみません、ここゼストというお店ですか?」と聞く女

「ああ」と答えるとありがとうございますと頭を下げて中へ入る

俺は驚いた痩せていたが「間違いない小春だ」

「小春」と声をかけると振り向く

俺を見るがまったく反応がない

「あなた誰ですか?」と聞く小春

どうした俺だなんでわかんねえんだ

彼女は俺の目を見てこういった

「きれいな目、オオカミみたい」とほほ笑む

俺が黙っていると

「ごめんなさい昔そんな綺麗な目の人を見たことがあった気がして」と謝る小春

俺は「いや良い」というと彼女は店の中へ入って行った

なぜ彼女が俺の事を気付かないのかそれが不思議だった。

中からマネージャー出てきて彼女に話しかけた。

「あの、かなたいますか?」と

「ああいるよすぐに呼ぶから」と言って中へ

彼女はそわそわしていると中からでてきた男

彼女を見ると抱きしめる

「恥ずかしいから外では止めて」とほほ笑むと

「ごめんな」と謝る男

「どうだ久しぶりだろ?外の世界は?」と聞く男に小春は

「うん、でもやっぱりかなたがいないと怖い」と体を寄せ合う

その姿を見て俺の心はどんどん砕かれていく

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