wolfeye

「はいこれ時計は忘れちゃダメでしょ？」と小春が怒ると

男は、「わざとだよ」と答える

彼女は忘れ物を渡すと帰ると言い出した。

小春よかったら俺の仕事見ていくか?と聞く男

「ううん少し疲れたからもう帰るね」というと

せっかくマネージャーに頼んだのに仕方がないと男が言うと彼の頬にキスをして

「お仕事がんばってね」というと店の外へ向かった

彼は心配そうに見ていると俺はいつの間にか声をかけていた。

「俺が送って帰る心配するな」と急いで彼女の元へ

少し走ると彼女はゆっくり歩いていた

「おい」と声をかけると振り向く彼女

「はい」と返事が来て俺は「送っていく」と声をかけた

「大丈夫です」という彼女の手を引っ張ると

「痛い」という声がした。

「すまん」と答えると彼女はごめんなさいと謝る

俺は、彼女の左耳が見えるように髪をかきあげ見るとピアスの跡があった

ビクッとおびえる彼女に俺は「すまん」と謝ると少しこわばった顔をしていた。

そのまま帰ろうとする小春に「彼氏が心配するから乗って行け」というと

「結構です」という彼女

昔からだこの頑固な所

「お前の彼氏が勤めてる店のオーナーだ。心配しなくていい」というと

少し悩んでいたが「お前が一人で帰るほうが心配するんじゃないのか？」というと

困った顔をしたが「お願いします」と頭を下げ俺についてきた。