wolfeye
Sideかなた

目が覚めると小春がいない

周りを見回すがいなくてテーブルを見ると一枚の紙切れがありそこにはきれいな字で

「かなた疲れてるみたいだから今日は一人で病院に行ってきます」と書いてあった。

俺は小春の記憶が戻って俺のそばから離れてしまうんじゃないのかと最近不安でなかなか眠れない

その原因はあのオーナー黒島蓮と会ったこと

はじめは気づかなかったがあの目を見て思い出した

孤児院で小春と仲良くしていたやつだ

あいつがこの店のオーナーと知ったからには辞めないといけない

なぜってあいつが小春を奪い取ろうとしている気がするから

そのことに気づき、寛太さんに辞めることを伝えた。

寛太さんは俺の事可愛がってくれてて「お前素質があるからもったいねえよもしどうしてもここ辞めなきゃいけねえならほかの店紹介してやる」と言ってくれたが・・・・

あいつに居場所がわかれば困ると思いそのお話は断った。

しぶしぶやめるのを了解してくれ一応今週いっぱいで辞めることにした。

少しの間だったが貯金もできたしほかの店に移っても頑張る

早く、小春と話してここも引っ越しすることにしょう

「あいつが小春を奪いに来る前に」と考えてると携帯が震える

「小春？」

「かなた病院に来て」と

もしかしてあいつが・・・・急いで病院に向かった
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