wolfeye
朝も片瀬さんが7時ごろ部屋まで起こしに来てくれたが俺が着替えて身支度してるのを見てびっくりしていた。

俺の部屋には風呂や洗面台トイレまで設備されている。

昨日は、組員が入る風呂に片瀬さんと数人で入ったが片岡さんが「あなたはこの家の主の息子さんです

今日から部屋の風呂を使ってください」と言われた。

今朝の食事も昨日と同じ部屋でご飯を食べると聞いた。

食事はいつもこの大広間を使う

このお屋敷には組員さん家の家事をしてくれる人を含めて約15人ほどいる。

二つあいた御膳の横に俺の朝ごはんを準備してくれる片瀬さん

「蓮様今日からあなたの事を若と呼ばせていただきます。慣れてくださいね」と言われうなずく

朝ごはんも本当はあまり食べれなくて片瀬さんに「あまり食べれない」というと

「若、片瀬さんではなく片瀬とお呼びください朝はあまり食べれませんか?」と聞かれ

もともと食べ物に興味がない俺

片瀬さんは、おにぎりを1つとおみそ汁を少なめに入れてくれ俺の前に置いた。

「これくらいなら食べれますか?」と聞かれうなずくと嬉しそうに席を立った

俺はせっかく準備してくれたからと少しずつおにぎりを食べていると

「おはよう」と声がする方へ顔を向けると二人の姿が挨拶すると「たくさん食べなさい」と言われ

少し苦笑いをし目の前にあるものを食べ自分の部屋へ戻った。

孤児院には9時頃出ると聞いたのでそれまで部屋の中でおとなしくしていた。







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