wolfeye
丁度準備が終わると寛太から電話がかかってきた。

「下にいるけど準備できた?」

私は、「今できたから降りるね」といい部屋を出た。

降りていくとジャガーが止まってた。

はじめ乗った時真っ白いスーツにこの車似合わないって思ったんだけど

乗ってみたら乗り心地はいいし「なんて名前の車?」って聞いたらジャガーって教えてくれた。

あとで調べたら900万以上するみたい

やっぱり寛太はお金持ちなのよね

寛太は窓を開けて「乗らないの?」と聞いてくる

私は急いで乗ると「あわてなくていいよ俺のお姫様」と言いながら口づけをする

この人は私の虜

車を店の前に止めるとすぐにボーイがやってきて車のキーを受け取り

私と寛太は見せの中へ入る

すぐにオーナーが来て「これはこれは阿部様いつもありがとうございます」と頭を下げると

「ねえ、いつもの場所開いてる?」と聞かれ

「もちろんです」というと

すぐにボーイが「こちらでございます」といい案内してくれる

私が案内すればいいんだけど、他のホステスに私が一番って所を見せつけないといけない

だから、私は黙って後をついていく

私の腰に手をまわして嬉しそうに歩く寛太

今のうちだけあなたといるけどそのうちに蓮を私のものにする

それまではよろしくねと思いながら寛太に身体を預ける

すぐにVPルームに着くと寛太のスーツの上着を脱がしてあげる

スーツがあまり好きではないみたいだから

上着を脱ぐとハンガーにかける

私は寛太のそばに座ると肩を寄せまた口づけをする

「寛太はキスが好きなの?」と聞くと

「キスはくるみ以外しないから」と私を見つめてくる

「ありがとう」と今度は私からすると「可愛い」と抱きしめる

< 41 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop