wolfeye
やっぱりこの人たちは私の事なんて愛してなかった

愛してくれるのは寛太だけ

私はすぐに寛太に電話をして迎えに来てもらうことにした

寛太はすぐ近くにいるから待っててと言い電話を切る

そして料亭の前で待ってると車が止まる

そして出会ったとき着ていた白いスーツを着てる

そして真っ赤なバラの花束を持って

「さあのって」

「どこ行くの?」

「俺がずっと連れて行きたかった場所ついてきてくれる?」

「うん」

「飲み物買ってきたんだけど飲むか?」と言ってミルクティを開けてくれた

お腹はいっぱいだけどせっかく寛太がくれたから缶のミルクティを飲む

すこし走り出すと眠ってしまった。

「今日でお別れだね、さあ地獄の地下に今から行くよ」と笑う寛太

私の記憶が薄れていく中寛太の声が聞こえなかった

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