wolfeye
「寛太、慎一郎ありがとう」

「え、なに連から礼なんて言われると思わなかった」と二人口をそろえて言う

「なあ久しぶり3人で飲みに行かねえ？」

「いいね、じゃあ行こうか？」

その前に入江の組長に挨拶してくる

「お前たち二人とも先に行ってろ」

「わかった」

「俺も行こうか？」と慎一郎が言ってくれるが

「いや、2人で話したいことがあるから大丈夫だ」

「わかった」

二人と離れご自宅にお邪魔する

話は通ってるのか組員がすぐ中に通してくれた。

奥の襖の前に着くと「蓮様がお見えです」と声をかける組員

「はいれ」

「失礼します」

「久しぶりやの蓮元気にしとったか？」

「はい、今日はお手数おかけしてすみませんでした」

「そんなことはいいがお前は大丈夫か?実の親の事は」

「俺には黒島の親父とお袋が本当の親同然なんで」

「そっか、じゃあ始末しとく」

「お願いします」

「慎一郎の事頼むな」

「はい」

じゃあ失礼しますと部屋を出ると

「女を大切にしろ、それと良くなったら会わせてくれ」

「はい、一度連れてきます」

入江の組長は大切な女はこれから自分を大きくしてくれるといい嬉しそうに微笑んだ

俺は、屋敷を後にした。



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