ヴァンパイヤに魅せられて〜虜〜
「じゃあ、私はどうすればいいの?」


悠斗に聞いたところで答えは出ないことは知っていた。


「自分で決めろ。生きたいと思うなら俺が護ってやる。代価はお前の血だ」


悠斗は美沙の髪をなでると首筋に指を滑らせる。
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