恋のデザインは色鮮やかに。
ナルの声で目が覚めた。
誰かと電話しているらしい。
外から入ってくる明かりは、眠りにつく前とそれほど変わっていない。
でもこれは太陽が顔を出しているのではなく、沈むために薄暗くなっているに違いない。
「あ、レイさん起きましたか?
ちょうど今、依頼者さんから電話があって、イラストは修正箇所もなく受け取ってもらえましたよ。
付箋に書いてあった通りですね。
お疲れ様です」
ナルが持っている付箋には、“修正なんて必要ないだろ”という走り書き。
「あの…」
「ナルちゃーん、レイー!」
ナルが何かを言いかけたとき、上機嫌な真央が入ってきた。
誰かと電話しているらしい。
外から入ってくる明かりは、眠りにつく前とそれほど変わっていない。
でもこれは太陽が顔を出しているのではなく、沈むために薄暗くなっているに違いない。
「あ、レイさん起きましたか?
ちょうど今、依頼者さんから電話があって、イラストは修正箇所もなく受け取ってもらえましたよ。
付箋に書いてあった通りですね。
お疲れ様です」
ナルが持っている付箋には、“修正なんて必要ないだろ”という走り書き。
「あの…」
「ナルちゃーん、レイー!」
ナルが何かを言いかけたとき、上機嫌な真央が入ってきた。