恋のデザインは色鮮やかに。
「ナル。
自分の好きなことを仕事にするって、楽しいだろ?」
初めて会った時には、“好きなことを仕事にするなんて無理だ”と言っていたが、今ではもう違うはず。
なのだが…。
お、おい。
待て待て。
嘘だろ?
泣いてる…?
ナルの瞳にはじわっと涙が浮かんでいる。
「え、なんで?
泣かせるつもりはなくて…」
予想外の光景に情けない声が出る。
「ふふっ、嬉し泣きです。
本当に、…好きなことを仕事にできるんですね」
笑ってやがる。
そういう涙か。
ほっとして、そっと手をとってそのまま歩く。
繋いだ手は細くて小さくて、離したくないという気持ちになる。
そして、きゅっと握り返される手に愛しさで胸が突き上げられる。
そんな担当1カ月記念日。
自分の好きなことを仕事にするって、楽しいだろ?」
初めて会った時には、“好きなことを仕事にするなんて無理だ”と言っていたが、今ではもう違うはず。
なのだが…。
お、おい。
待て待て。
嘘だろ?
泣いてる…?
ナルの瞳にはじわっと涙が浮かんでいる。
「え、なんで?
泣かせるつもりはなくて…」
予想外の光景に情けない声が出る。
「ふふっ、嬉し泣きです。
本当に、…好きなことを仕事にできるんですね」
笑ってやがる。
そういう涙か。
ほっとして、そっと手をとってそのまま歩く。
繋いだ手は細くて小さくて、離したくないという気持ちになる。
そして、きゅっと握り返される手に愛しさで胸が突き上げられる。
そんな担当1カ月記念日。