恋のデザインは色鮮やかに。
「ナルが仕事できるだと?
はっ、笑わせるな。
どこをどう見たらそんな結論になる?
俺は何度だってナルを怒鳴ってる」
「仕事ができないのなら、なおさら…。
それでもレイさんの担当でいられるナルさんはズルいですよ!
私は!レイさんのことなんて大嫌いです。
私のことなんて何もわかってくれないし、適当に扱うし。
もう、どうしていいかわかんないんです!
だって、私…
大嫌いなレイさんを…」
言ってることとやってることが滅茶苦茶。
レイさんの服の襟元を引っ張って、グッと自分の体を寄せる…。
そして、人生で初めて自ら男性に口付けをした。
私は大嫌いなレイさんを、心のどこかで求めてる。
ただこの行動をとった理由は、私の本当の気持ちが突き動かしたものなのか。
それとも…、
窓の外に見えたナルさんに対する当て付けだったのかはわからない。
わかるのは、今日は私が最高に狂った日だということだけ。
はっ、笑わせるな。
どこをどう見たらそんな結論になる?
俺は何度だってナルを怒鳴ってる」
「仕事ができないのなら、なおさら…。
それでもレイさんの担当でいられるナルさんはズルいですよ!
私は!レイさんのことなんて大嫌いです。
私のことなんて何もわかってくれないし、適当に扱うし。
もう、どうしていいかわかんないんです!
だって、私…
大嫌いなレイさんを…」
言ってることとやってることが滅茶苦茶。
レイさんの服の襟元を引っ張って、グッと自分の体を寄せる…。
そして、人生で初めて自ら男性に口付けをした。
私は大嫌いなレイさんを、心のどこかで求めてる。
ただこの行動をとった理由は、私の本当の気持ちが突き動かしたものなのか。
それとも…、
窓の外に見えたナルさんに対する当て付けだったのかはわからない。
わかるのは、今日は私が最高に狂った日だということだけ。