恋のデザインは色鮮やかに。
「一旦落ち着けよ。

ナルちゃんは担当として成長するために青山の所に行ったんだろ?
言い換えれば、それはレイのためでもあるんじゃないか?


3カ月の間、待っててやれないか?」


「そんな理由関係ない。


3カ月なんて期間設けなくていい。
いつまででも青山のところにいればいい。
黙って出ていっといて、気が済んだらこっちに戻ってくるなんて…勝手すぎるんだよ!」


気持ちはわからなくもないが…。
そこは大人になろうよ。


「おい。
まさかそれ、昨日ナルちゃんに言ったんじゃないだろうな?」


「あ?
言ったに決まってんだろ?

他の男の所に行った奴を待つなんてバカらしい」


他の男って…。

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