恋のデザインは色鮮やかに。
そしてレイの様子が気になって会社に戻ってきたのはもう夜中。
寝ているかもしれないけど、覗いてみようと上まで上がる。
思った通り休憩所は真っ暗で、人のいる気配はしない。
そっとレイの仕事部屋に近づくと、話し声が聞こえてきた。
もしかしたらナルちゃんと電話でもしてるのかもしれない。
なんとなくそう思ったけど、中には2人いるらしく…
レイともう1人の声は毎日聞いているものだった。
伊藤…?
聞き間違えるはずがない。
でもレイと伊藤ってそんなに話すイメージがない。
自然と聞き耳を立てる。
シンとしているこの建物のなかでは、扉を隔てて2人の会話はかなりクリアに聞こえてきた。
「あぁ、伊藤を担当にしないって社長に言ったのは俺だ。
理由は…わかってるだろ?」
「そうですよね…。
私は1度レイさんの担当をやっていて…全然できませんでしたもんね。
大丈夫です、ちゃんとわかってます」
あぁ、レイの担当を誰がやるかって話をしてるのか。
寝ているかもしれないけど、覗いてみようと上まで上がる。
思った通り休憩所は真っ暗で、人のいる気配はしない。
そっとレイの仕事部屋に近づくと、話し声が聞こえてきた。
もしかしたらナルちゃんと電話でもしてるのかもしれない。
なんとなくそう思ったけど、中には2人いるらしく…
レイともう1人の声は毎日聞いているものだった。
伊藤…?
聞き間違えるはずがない。
でもレイと伊藤ってそんなに話すイメージがない。
自然と聞き耳を立てる。
シンとしているこの建物のなかでは、扉を隔てて2人の会話はかなりクリアに聞こえてきた。
「あぁ、伊藤を担当にしないって社長に言ったのは俺だ。
理由は…わかってるだろ?」
「そうですよね…。
私は1度レイさんの担当をやっていて…全然できませんでしたもんね。
大丈夫です、ちゃんとわかってます」
あぁ、レイの担当を誰がやるかって話をしてるのか。