恋のデザインは色鮮やかに。
これは俺の黒歴史として懐かしむ、とできれば良いのだがそうではない。
何故ならこれは今でもやってしまっているからだ。

人は、楽しそうに話をしている場合、ヤバいだのスゴいだのという言葉を使って浅い会話をするくせに、誰かの悪口となると別人のようにボキャブラリーを隠し持っている。


そんな会話をうっかり聞いてしまったら最後、数日間仕事にならない。




強い雨が風に吹かれて頬に当たる。


こんな雨の日に何故か外に出たのが間違い。
良いインパクトを与えてくれる刺激がないかと思ったが、こんな天気ではまた暗闇にに足を引っ張られてしまいそうだ…。



全てを掻き消す強い雨音を聞きながら、ぼんやりとそんなことを考える。


その雨にも消すことのできない、この創作のアイデアの中で。
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