恋のデザインは色鮮やかに。
胸が高鳴る仕事部屋。
久しぶりに大学の食堂で沙織と一緒にお昼を食べる。
「よかったねー!内定もらえたんだ!
でも、琴乃がデザイン系の会社なんて結構意外かも」
就職先が決まったことを、経緯は黙ったままで沙織に報告すると、自分のことのように喜んでくれた。
「デザインっていっても、私は裏方の作業というか…
雑用というか…
そんな仕事ばっかり。
今は、部屋の片付けとかね。」
「え、部屋の片付け?」
沙織が、それ何の仕事?と聞き返してくるのも無理はない。
私だって日々その疑問を持ちながら、会社に行っているんだから。
「よかったねー!内定もらえたんだ!
でも、琴乃がデザイン系の会社なんて結構意外かも」
就職先が決まったことを、経緯は黙ったままで沙織に報告すると、自分のことのように喜んでくれた。
「デザインっていっても、私は裏方の作業というか…
雑用というか…
そんな仕事ばっかり。
今は、部屋の片付けとかね。」
「え、部屋の片付け?」
沙織が、それ何の仕事?と聞き返してくるのも無理はない。
私だって日々その疑問を持ちながら、会社に行っているんだから。