恋のデザインは色鮮やかに。
オフィスが建ち並ぶ通りに、まるで時代から取り残されたようにたたずむ5階建ての古いビル。
そこの2階にあるのがイクタデザイン。
卒業までの残り1週間、修行の身として私はここででアルバイトをすることになった。
「ここが休憩スペース。
仕事が立て込んでる時とかはここで皆でご飯食べたり、ちょっと息抜きしたり、そういうスペース。
そして…
あの奥の部屋がナルちゃんとレイの仕事部屋ね。
今はレイ1人で好き勝手使ってるから、頑張って自分のスペースを確保してね」
アルバイト初日に真央さんから会社の中の説明をしてもらった。
大きなテーブルといくつもの椅子が置いてある休憩所。
そこを中心に周りにいくつかの扉が見える。
その扉の向こうにはそれぞれの仕事部屋があるという。
案内されたその部屋の扉をさっそく開けてみると…。
……。
私は暫く、仕事部屋というイメージと目にしている部屋の現実とを統合できずに戸惑っていた。
そこの2階にあるのがイクタデザイン。
卒業までの残り1週間、修行の身として私はここででアルバイトをすることになった。
「ここが休憩スペース。
仕事が立て込んでる時とかはここで皆でご飯食べたり、ちょっと息抜きしたり、そういうスペース。
そして…
あの奥の部屋がナルちゃんとレイの仕事部屋ね。
今はレイ1人で好き勝手使ってるから、頑張って自分のスペースを確保してね」
アルバイト初日に真央さんから会社の中の説明をしてもらった。
大きなテーブルといくつもの椅子が置いてある休憩所。
そこを中心に周りにいくつかの扉が見える。
その扉の向こうにはそれぞれの仕事部屋があるという。
案内されたその部屋の扉をさっそく開けてみると…。
……。
私は暫く、仕事部屋というイメージと目にしている部屋の現実とを統合できずに戸惑っていた。