恋のデザインは色鮮やかに。
「…。

…真央さん、
…レイさんはここに住んでるんですか?」


ベットがあって、テレビがあって、大量の洋服が散乱していて…。


その部屋は生活感が漂いすぎていて、仕事部屋なんてものには全く見えなかった。


一旦扉を閉める。


「んー、言われてみれば…住んでるわね。


レイの働きかたは、ここに泊まり込んで作業して、っていうのが基本なの。

ひきこもりだし。

とりあえず、変わってるのよ。


あ、でもだからってナルちゃんがそれに付き合う必要はないからね。
レイに勝手にやらせておけばいいから」


「はい…」
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