茜空にあなたとあたし
初めての…
教室の中ではあまり碧くんと喋らない。
朔を通じて喋るくらい。
なんだか2人だけの秘密みたいで嬉しい…んだけど。
「ねぇ、最近さ…朔の周りに女の子多いよね」
「いや、前からでしょ?」
風南の返事に納得できない。
いやいやいや…違うのよ、何か。
「碧くんって陸上部だよね?やっぱり走るの速いんだ?」
女の子の声で碧くん…って聞きたくない。
「えっ…いや…」
碧くん困ってる?照れてる?
嫌…
「碧くん照れてる?可愛い」
イラッ…
碧くん碧くん気安く呼ぶなー‼︎
「もう…言っちゃう?この前も言いかけたんでしょ?」
そう…
朔が来なかったらあたし告白してたね、多分。
朔を通じて喋るくらい。
なんだか2人だけの秘密みたいで嬉しい…んだけど。
「ねぇ、最近さ…朔の周りに女の子多いよね」
「いや、前からでしょ?」
風南の返事に納得できない。
いやいやいや…違うのよ、何か。
「碧くんって陸上部だよね?やっぱり走るの速いんだ?」
女の子の声で碧くん…って聞きたくない。
「えっ…いや…」
碧くん困ってる?照れてる?
嫌…
「碧くん照れてる?可愛い」
イラッ…
碧くん碧くん気安く呼ぶなー‼︎
「もう…言っちゃう?この前も言いかけたんでしょ?」
そう…
朔が来なかったらあたし告白してたね、多分。