茜空にあなたとあたし
「でも…振られたらあたし…あたし…」
涙目になるあたしに風南はフフッと笑って、
「それでも伝えたくなった時に…言えばいいじゃん」
と笑顔で言った。
「風南は、彼氏とどんなことしてるの?」
「ど、どんなこと…?って…」
風南が口ごもると、
「ダメだよ、風南。こいつの恋愛経験値、ゼロだから」
朔が後ろから口を挟む。
「知ってるよ⁈あたしだって…あたしだって…テレビとか雑誌で読んで知ってるんだから!」
どうだ!って顔したら、
「ホラね」
って朔と風南が目を合わせて笑った。
あたし真っ赤になったまま碧くんの方をちらっと見た。
碧くんは笑ってる。
碧くんはあるのかな。
誰かと手を繋いだり、キスしたり…
それ以上のことしたり…
碧くんの手、首、口を目で辿りながらそんなこと考えてるあたしは…
ただの変態じゃないか!
このムッツリスケベめ!
もう自分のこと嫌いになりそう…
涙目になるあたしに風南はフフッと笑って、
「それでも伝えたくなった時に…言えばいいじゃん」
と笑顔で言った。
「風南は、彼氏とどんなことしてるの?」
「ど、どんなこと…?って…」
風南が口ごもると、
「ダメだよ、風南。こいつの恋愛経験値、ゼロだから」
朔が後ろから口を挟む。
「知ってるよ⁈あたしだって…あたしだって…テレビとか雑誌で読んで知ってるんだから!」
どうだ!って顔したら、
「ホラね」
って朔と風南が目を合わせて笑った。
あたし真っ赤になったまま碧くんの方をちらっと見た。
碧くんは笑ってる。
碧くんはあるのかな。
誰かと手を繋いだり、キスしたり…
それ以上のことしたり…
碧くんの手、首、口を目で辿りながらそんなこと考えてるあたしは…
ただの変態じゃないか!
このムッツリスケベめ!
もう自分のこと嫌いになりそう…