茜空にあなたとあたし
碧くんを見つけたのは高校に入学して、部活なんかも始まった頃。
部活に入るつもりもなく、でも授業が終わったからと言ってまっすぐ帰るのもな…って感じで校内をうろうろしてた時だった。
グランドではサッカー部、ラグビー部…いくつかの部活動が行われていて、その脇には女の子達が、憧れの先輩なんかを見ながら盛り上がってる。
先輩の目を盗んで女の子達の方に手を振るチャラけた男…
「きゃああっ」
女の子達が色めき立つ。
朔だ。
朔は幼なじみで小さい頃からこんな感じ。女の子には優しかったけど中学入るや否や女を取っ替え引っ替え…
恐ろしいことに朔と幼なじみというだけで何度も呼び出され、本当に本当に迷惑している。
高校まで同じなんて…腐れ縁もいいところだ。
部活に入るつもりもなく、でも授業が終わったからと言ってまっすぐ帰るのもな…って感じで校内をうろうろしてた時だった。
グランドではサッカー部、ラグビー部…いくつかの部活動が行われていて、その脇には女の子達が、憧れの先輩なんかを見ながら盛り上がってる。
先輩の目を盗んで女の子達の方に手を振るチャラけた男…
「きゃああっ」
女の子達が色めき立つ。
朔だ。
朔は幼なじみで小さい頃からこんな感じ。女の子には優しかったけど中学入るや否や女を取っ替え引っ替え…
恐ろしいことに朔と幼なじみというだけで何度も呼び出され、本当に本当に迷惑している。
高校まで同じなんて…腐れ縁もいいところだ。