茜空にあなたとあたし
幼なじみと好きな人
帰り道。
付き合って初めての帰り道。
それなのに、あたしの心の中はこんなにも重苦しい。
「今日、2時間目どこ行ってたの?いなかったでしょ?」
風南と、あのまま授業をサボってしまったあたし。
初めてのサボり。
「ちょっと、体調悪かったの。もう大丈夫」
碧くんが心配そうな顔をするの見ると、苦しくなる。
「朔…元気なかったね」
「そ、そう?」
朔の名前だけで、動揺するあたし。
「うん。今日2人全然…しゃべらなかったね」
不自然すぎる2人の距離感に、おかしいと誰もが思っただろう。
付き合って初めての帰り道。
それなのに、あたしの心の中はこんなにも重苦しい。
「今日、2時間目どこ行ってたの?いなかったでしょ?」
風南と、あのまま授業をサボってしまったあたし。
初めてのサボり。
「ちょっと、体調悪かったの。もう大丈夫」
碧くんが心配そうな顔をするの見ると、苦しくなる。
「朔…元気なかったね」
「そ、そう?」
朔の名前だけで、動揺するあたし。
「うん。今日2人全然…しゃべらなかったね」
不自然すぎる2人の距離感に、おかしいと誰もが思っただろう。