きっと君を探すから〜kiyoto〜
本当にこんな所からアルバムなんかが出てくるのだろうか…。
結局は無かったなんて事もありそうで、若干の恐怖を感じてしまう。
でも、一生に一度、祖母ちゃん孝行をしてあげてもいいかな?と思ったのは、もしかしたら少なからず清人の影響を受けていたからなのかもしれない…。
真夏に
小さな窓から入る微風くらいじゃあ、垂れ流れる汗をひかせることなんかできない。
手拭いを借りに下に下りると、祖母ちゃんは俺に言われた通りに段ボールの箱を開けながら荷物を整理していた。