俺たちの妹・2
「……………だって、私はいない方がいい存在なんだよ」


何だかみぃの様子がおかしい……


「みぃっっ‼︎ みぃはいない方がいい存在なんかじゃないよっっ‼︎ 」

俺の言葉もみぃに届いてるのか不安だ……
二週間という期間は、みぃにダメージを強く残していた……



「私は迷惑な存在なの…」

ポツリと呟くみぃは儚くて、目を離すと消えてしまいそうだった。


俺は思わずみぃを抱きしめた。

「そうじゃないよ……迷惑な存在じゃなんかじゃない。大切な存在だよ」

「でも……………」

「でもじゃないよ。俺にとってみぃは大切な存在。ずっと一緒に居たいと思ってる存在だから……
だから、いない方がいいなんて考えないで。みぃが居なくなってしまったら…俺が頑張れないよ……」













「……………え?」

少し間を置いて、みぃが俺の腕の中から顔を上げた。

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